急速なグローバル化と日本に滞在する外国人労働者の増加に伴い、日本でも国際コミュニケーション言語としての英語の重要性は日々高まりつつあり、英語教育関連の仕事に就きたいと希望する方も多いでしょう。英語を教える立場となるために英語教授法を学ぶTESOLコースはオーストラリアの専門学校でも受講でき、留学生の間でも人気のあるコースの一つです。
TESOLとは、Teaching English to Speakers of Other Languageの頭文字をとった略称で、その名の通り、英語を母国語としない学生に英語を教えるための教授法を身に付けるコースとなります。対象となる学生の年齢制限はないので未成年から成人まで幅広い年齢層に英語を教えることができる資格です。
特にオーストラリアは移民の受け入れが寛容な多国籍国家であることから英語を母国語としない人たちもたくさんいます。そのためこのTESOLコースは多国籍国家であるオーストラリアではとても人気なコースであり、英語講師を目指すオーストラリア人にも人気なコースでもあります。
専門学校で受講できるTESOLコースは以下2つの学位に分かれます。
サティフィケート4・TESOLコース
各スキル(英文法、スピーキング、リスニング、リーディング、ライティング)の教え方はもちろん、音楽や近代技術を使いながら年代別に適した英語の教え方を学びます。
ディプロマ・TESOLコース
サティフィケート4で学ぶ各スキルの教え方に加え、より学術的な英語や特別な分野に特化した英語の教え方も学びます。また授業の内容を組んだり、構成を立てたりできるようになるためのスキルも身に付けます。
TESOLは日本のみならず、海外でも有効となる世界共通の資格となりますので、コースを無事終了し、資格取得後はオーストラリアで培った英語力とTESOLの資格を活かして国に関わらず英語講師となる機会を広げます。将来英語教育に携わり、生徒に英語を教えながら自分自身も英語力を向上させていきたい方にピッタリなコースです。