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留学体験談

【大学】ササさん

<留学体験談> ササさん、学士課程

ササさん 20歳代女性、 日本帰国後の回想留学体験記

職業(留学前):高校学生 →職業(留学後):大学生

オーストラリアでの勉強

– – – 勉強した都市、大学、コース、コースの期間

タスマニアのUniversity of Tasmania
Health Sience Bachelor of Nursing

– – – 勉強された都市、大学、コースを選んだ理由

日本の大学に行こうか迷いましたが、高校の時からオーストラリアに留学していたのでそのまま向こうの大学に進みました。

看護の学科を選択したのはもともと自分が勉強したかった科目だったことと、将来イギリスに住んでみたいので、その時にオーストラリアで取得した看護資格を活かすことができると聞き選択しました。

– – – 都市、大学、コースでの経験

タスマニア大学はタスマニア州にある唯一の大学で、キャンパスは主にホバートとロンセストンに分かれています。看護のコースはロンセストンでしか受ける事が出来ないので、もともとホバートの高校に通っていた私は、大学に入ってからロンセストンに移りました。

ロンセストンキャンパスには3つの寮があり、希望者は誰でも入ることができます。私も一年生の時は寮で過ごしました。ロンセストンのキャンパスには日本人が少なく、寮には私一人でしたので、いろいろな国の人や勿論オーストラリア人の友達もたくさん出来ました。寮費は週$148で、光熱費込の金額です。少し高い気もしますが、冷暖房完備なので1年中快適に過ごせます。ただ、私の入った寮は出来たばかりだったので、冷蔵庫などの完備がいまいちでした。キッチンは40人近くの人が共用して使うので朝はクリーニングレディのおかげで片付いてるのですが、夕方になると悲惨なことになってました。

 他の寮ではまた違ったみたいですが…。

ただ、私のいた寮はバスルームが男女別になっていて、部屋の階も男女で分かれていたので良かったです。他の寮は男女一緒のバスルームや男女の階も分かれていないところもありました。

 寮のつくりは基本的に個人部屋で、ワードローブが一つデスク、椅子、ベッド、洗面台があります。ベッドのシーツや布団は自分で調達します。ワードローブのハンガーも自分でそろえなくてはなりません。

そして、キッチンに一人一つの鍵付きのカップボード(ロッカー)がもらえます。そこに食料品、食器類などをしまっていました。キッチンには冷蔵庫、電気ポットと電磁調理器、流し台、洗剤とスポンジがあるだけで、調理器具などもそろってなかったので自分で買いました。

二年目は友達とシェアハウスをしましたが、やはり、それぞれに生活スタイルが違うのでトラブルが良くありました。なので、シェアハウスをするなら本当に気の合う友達とするのが一番です。私は寮の方が周りとある程度の距離を保って生活できるので、生活しやすかったです。

 学校にはインターネットが完備してあり、一人一人個人のパスワードがもらえて、PCにログインできます。図書館は平日朝8時半くらいから始まり、夜10時くらいまで開いています。そのほかにもラーニングハブという場所がありPCが何台かあり、24時間インターネットができるようになっています。自分のPCを持ち込めば、ワイヤレスネットワークでインターネットにつなぐことができます。

 資料などをプリントアウトするときには1枚12¢でプリントできます。その際には自分の学生証にあらかじめお金を入れておく必要があります。お金は、図書館かラーニングハブに入れれる機械が置いてあります。

キャンパス内に3つカフェテリアがありますが、専ら値段が高いと評判です。

 寮生はその中の一つで朝昼晩とご飯が食べれます。自分の学生証に寮生だと登録することで、少し割引でご飯を食べれます。

 看護のコースは300人近い学生がいる大きな学科です。でも最終的にその半分の人しか卒業できないとも言われています。

 前期後期とあり、半期ごとに4科目づつ履修科目があります。全部の科目が必須科目なので一つでも落とすと卒業できません。

授業は週に3日から4日あり、その中で講義が5~6時間あります。あとは科目ごとに1時間から2時間のグループごとでの授業になります。主にグループディスカッションか実習になります。

一年生の後期から実際の看護の現場でのプラクティスが始まります。先輩の看護師さんに付いて学んでいきます。そこでは学生はやれることが限られてきますが、実際に患者さんと接することによって、患者の方の求めていることが分かってきます。そして、看護師に求められること、実際の現場での看護の在りようが見えてきます。

 二年生、三年生になるともっといろいろなことができるようになります。実際の看護師と同じことをするようになってきます。だた、ちゃんと先輩の看護師が見ていてくれるので、わからないときは何でも相談することができます。先輩の看護師も出来ないことを押し付けたりはしないので、とてもやりやすいです。

勉強はわからないところがあれば先生に聞きに行けるし、メールでやりとりもして教えてくれます。課題のレポートも不安なところがあれば先生に尋ねたりして、わかりやすい資料なども教えてくれたりします。

 留学生課に行けば、留学生サポートの先生が英語でのレポートの書き方を説明してくれたりします。

– – – オーストラリアでの勉強についての評価

満足。

勉強するには最適の環境です。学生へのサポートも割と充実してると思います。

– – – オーストラリアでの勉強は将来役に立つと思いますか?

はい。ここで取得した資格は英語圏でつかうことが出来るので将来イギリスなどに行ったときにつかえたらと思います。

オーストラリアでの生活

– – – 住居形態は?

School Dormitory

– – – 滞在中に住居を変えたことはありますか?

はい。

寮費が高いため。