A.Sさん 10代女性、 語学留学中の体験記
職業(留学前):高校生
オーストラリアでの勉強
– – – オーストラリアを希望した理由
高校2年生に進級したのと同時に留学をしたいという大きな目標が出来ました。しかし、留学したいという漠然な目標でした。高校3年生の時に初めて高校を通して 10 日間の交換留学でオーストラリアに行く機会が出来ました。私は、10 日間という短い期間でオーストラリアを好きになりました。自然豊かで、時間がゆっくりと流れていて、心が落ち着く国だと私は感じました。
帰国前には、迷っていた留学先の国選びも、帰国後には、私にはこの国しかない!と思いオーストラリアという地で英語を勉強することに決めました。
– – – 勉強された都市、語学学校、コースを選んだ理由
Holmesglen Institute of TAFE Moorabbin Campus ( メルボルン )
2010 年 4 月 ~ 2010 年 12 月
学校は City から電車で 30 分の郊外に位置しています。駅の周りにはカフェ、スーパー、パン屋さんなどがあります。駅から学校までは徒歩 15 分です。又、駅から学校までバスで行くことも可能です。学校のすぐ隣には、アジア系のレストラン、ピザ屋さん、コンビニ、郵便局があります。いつも、学生で賑わっています。私もよく学校帰りに友達とピザを食べてました。
学校にはホテル科や調理科を学ぶ学生の為のホテルがあります。その他にも、図書館、カフェテリア、バスケットボールのコート、文房具屋さんなどがあります。図書館には英語を学ぶ学生の為の本や試験対策の本、日本語対応のコンピューターなどが沢山あります。
英語コースはとても役に立つ勉強内容でした。エッセーの書き方や講義の為のリスニング力、ノートの取り方やコンピュータを使ったプレゼンテーションなどは本科コースに入る学生にとっては必要不可欠なスキルなので重点的に学ぶことができました。また、先生によって勉強する題材内容が違うため毎日楽しく授業を受けることが出来ました。勉強だけではなく遠足などの行事もありました。クラスには中国人、ベトナム人、日本人、コロンビア人などがが大半を占めていて最大 1 クラス 20 名なので友達が作りやすかったです。
教師の方々はとてもフレンドリーで中には家に皆を招いてくださりオーストラリアスタイルのバーベキューをしたりしました。日本人の教師の方もいるので何かあったときは相談にのってくれると思いますが、基本日本人同士でも使うのは英語なので徹底して英語が学べると思います。
留学初めての学校でとても不安でしたが、友達が沢山出来、教師の方々がフレンドリーでとても充実した学校生活を送れたので選んで良かったと本当に思っています。
University of South Australia CELUSA ( アデレード )
2011 年 1 月 ~
大学の下にある語学学校、 CELUSA は、アデレードの中心部に位置しています。学校が City にある為、学校帰りに買い物をすることが出来ます。朝のクラス (8:45~1:00) と午後のクラス (1:00~5:15) で、私の場合は月曜と火曜は朝のクラス、水曜から金曜は午後のクラスになっています。クラスメートの大半は大学に入るために必要な英語を学びに来ている為、専念して英語を学べるところが CELUSA の良いところです。また、授業内容も良く、エッセーの書き方、講義のリスニング力、ノートの取り方、発音練習、リーディング力とさまざまな方法で英語を学んでいきます。エッセーの書き方などは厳しく評価されます。また、プレゼンテーションの題材も難しくなっているため簡単な課題というのはこの学校で勉強していて感じたことは1度もありません。また、テキストの本がレベル別に分かれていますし、家で勉強するのにも役立ちます。私のクラスにはクウェート人と中国人が多く、日本人は私1人なので英語を学ぶ上でとてもいい環境です。アデレードはメルボルンやシドニーなどに比べると日本人の数が少ないので、学校で日本人と同じクラスになることは珍しいと思います。教師の方々は、1人1人の英語力を理解してくれていてとても勉強のしやすい環境を作ってくれます。また、大学のキャンパスを使うことが出来ますので図書館に行き夜中まで勉強することが出来ます。私は1度も利用したことはないですが、夜間にセキュリティーの方に勉強をしていることを伝えると、帰るときにはバス停や家までの送迎をしてくれるそうなので安心して図書館で学べます。また、 CELUSA の生徒を対象としたアクティビティーもあります。アクティビティーカレンダーもあり毎月沢山のことを体験することが出来るのも1つのポイントです。
– – – 都市、語学学校、コースでの良い経験・悪い経験
* Holmesglen Institute of TAFE Moorabbin Campus ( メルボルン )
よい経験:勉強する環境に適していること。
悪い経験:図書館の閉館がばらばらな事。
– – – オーストラリアでの勉強についての評価
満足。
2校とも私にとても合った校風でした。英語を勉強するのに波はありましたが、そんな私に勉強をする気にさせてくれて、英語を学ぶ楽しさやオーストラリアで過ごす楽しさなど色々な事を学ぶことが出来ました。
オーストラリアの英語はイギリス英語を使う人が多いです。オーストラリアのスラングなどが沢山あり、そのような言葉も学べるところがオーストラリアの魅力だと思います。私も早く多くのオーストラリアスラングを使いこなせるようになりたいので自由時間にはインターネットやオーストラリアのお友達から聞いて使っています。
英語を勉強する環境としては最高だと思います。多少のオーストラリア特有のアクセントや単語はありますが、英語を学ぶのには他の国と変わりはありません。
– – – オーストラリアで学んでいることやこちらでの経験は将来役に立つと思いますか?
日本では、親無しでは何も出来なかったことも今では自炊をしたり、病院へ行ったり、お金の管理をしたりと1人でしなければいけません。問題が出来た場合は、どうすべきか考えて、現地の友達、親や留学エージェントの方に助けてもらい生活をしています。日本では、感じることのなかったことを感じることが出来たことはいい経験となりました。時には、オーストラリアが嫌になるときもありましたが、オーストラリアと日本の違いに気づき、住んだ人にしかわからない違いというのを見ることが出来ました。自分にとってオーストラリア留学は英語を学ぶだけでなく、自分にいい影響を与えてくれ成長させてくれています。きっと、将来に役立つと思います。
オーストラリアでの生活
– – – 住居形態は?
メルボルン: ホームステイ
日本にいた時から学校の関係で知っていた家族の家に 10 ヶ月間住んでいました。
家族はオーストラリア人だったので家では英語のみの会話でした。
私の場合は、週 $200 で朝食、昼食、晩ご飯代が含まれる他、自分の個人部屋を持っていました。食事は、基本的に朝と昼は自分で作っていました。晩ご飯はホストマザーが作ってくれました。部屋にはベッド、机、クローゼット、テレビなどがありました。ホームステーは基本的、机やベッド等の最低限のものが揃っています。
ホストファイリーの息子が同じ年だった為、ホームパーティ、コンサート、ビーチなどに誘ってくれて色々なオーストラリアを見ることが出来ました。
ホストファザーとマザーには動物園、森林公園へ行ったりクインズランドの旅行に一緒に連れていって貰いました。
日本の生活のように心地良い生活を送ることが出来たので彼らと 10 ヶ月過ごせたと思います。時には、不便なことはありましたが何も出来なかった私の親代わりになって下さりました。
アデレード: シェアハウス
自分の部屋には机、ベッド、クローゼットがあり、インターネットと白米が込みで週 $110 となっています。キッチン、バスルーム、リビングロームは共有スペースになっています。ご飯を毎日自分で作らないといけません。しかし、ホームステーとの違いは自分の食べたいものを食べることが出来たり、気を使うことがないことがシェアハウスの良い点です。
しかし、現地に友達がいなかったりすると話し相手や一緒にご飯を食べる相手がいないので少し寂しく感じます。
一人暮らしが好きな方に向いていると思います。
– – – 滞在中に住居を変えたことはありますか?
はい。
都市を移動したため変えざる負えなかった。
– – – オーストラリアで暮らしてみてどうですか?
オーストラリアは、時間がとてもゆっくり流れているような感じがして毎日リラックスして 生活を送ることが出来ました。日本食が恋しくなったときでも、数多くの日本食レストランや日本の食材がそろっています。また日本語可能なお店なども沢山あるので生活に不便なことはありません。オーストラリアには沢山のカフェがや色々な国のレストランがあります。
オーストラリアでは、お肉、乳製品、野菜、フルーツがおいしいです。お勧めは、ラムをオーストラリアスタイルのステーキで食べるのが一番です。又、フルーツが安いので朝食に、マンゴー、桃、バナナなどを食べています。
休暇などにはワイナリー、動物園、ビーチ、森林公園などがお勧めです。
South Australia のワイナリーは有名なワインの産地なのでおいしいワインが試飲できます。
メルボルンでは郊外の動物園に行き、カンガルーを間近で見ることが出来ましたし、カンガルー類のワラビーに餌やりをする経験が出来ました。
ビーチは、透き通るきれいな海と白い砂浜で気持ちを落ち着かせることも出来ます。
交通アクセスは電車、トラム、バスが基本です。チケットは比較的安く感じました。又、多くの人が自転車に乗って通勤・通学をしています。
日本と違うオーストラリアの文化はとても興味深く、オーストラリアスタイルのバーベキュー、ナイトライフ、休暇の過ごし方があります。オーストラリアは大きい国でそれぞれの都市に魅力が沢山あるので旅行をして楽しむことも出来るので飽きることがないと思います。
気候は、春と秋は比較的過ごしやすく夏は 45 度にいく時もあるそうなので紫外線対策は欠かせないです。又、メルボルンは天気が変わりやすく1日に間に何度も天気が変わるので皆、傘は必需品でした。
オーストラリア人は、とてもフレンドリーです。同時に、オーストラリアには色々な国籍の方がいますので、色々な国の文化も学ぶことが出来るかもしれません。