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留学一般知識

ホームステイ

ホームステイは留学生にとって主流な滞在方法の一つです。ホームステイを通して、留学生はオーストラリアの一般家庭にて現地ファミリーと生活を共にすることで、異文化交流はもちろん、英語力の向上が期待できます。また到着してすぐに寝具や食料の調達の心配もなく、現地での生活により早く馴染むことができます。

一般的にホームステイでは生徒用の個人部屋にベッド、机、洋服の収納スペースが提供されます。
多くの留学生は食事付きのホームステイを申し込み、その場合ホストファミリーは夕食をつくり、朝食と昼食の食事の材料を提供します。毎日3食付きや、平日のみ2食付きなど選べる場合もあります。
ホストはすべて各学校のアコモデーションコーディネータの個別面接を受け、登録されているファミリーです。学生は自分の責任と権利を理解した上で入居することになります。

ホストによっては家庭に一人以上の学生が滞在する場合もありますが、同じ言語を話す学生が同じ家庭に入居しないように細心の注意を払っています。したがって家庭でも英語を話すという環境を保てるわけです。

一般的に、ホームステイ手配前に手配料を支払い、ホームステイ滞在費は2週間づつ支払う形になります。 支払い方法や支払先は手配元(学校やホームステイ管理会社)によって異なりますので、お申し込みの前によく確認しておきましょう。

ホームステイ最短滞在期間は4週間で、ホームステイを出るときには「2 weeks’ notice」と言って退去希望日の2週間前までにホストに告げなければいけないルールがあります。

オーストラリアは移民大国ですので、ホストファミリーは必ずしも白人のオーストラリア人と言うわけではありませんが、留学生を受け入れるファミリーは皆英語を話します。家族の形態は、両親と子供、子供のいない夫婦、母子家庭、独身女性が主です。 ごく稀に独身男性がホームステイのホストになっていることもありますが、女性の留学生が独身男性のホームステイに手配される事はまずありません。

約8割の家庭で犬又は猫、あるいはその両方をペットとして飼っています。ペットのいない家庭を希望することもできますが、ファミリーの決定に時間がかかることが多いので早めにホームステイ申請をされることをお勧めします。

また、ホームステイ生活で忘れてはいけない事は、留学生もその家族の一員として生活を共にする、という事です。各家庭によって家族構成、食事、お家でのルールは様々ですが、一般的にオーストラリアは環境に対しての意識が高い人たちが多く、電気や水などは利用料が高いということもあり無駄遣いをできるだけ避け、資源を大切に使う人たちがとても多いです。特にオーストラリアは日本に比べ元々降水量が少ない国でもある事から普段から節水を心掛けている家庭がほとんどで水は貴重な資源だという考えが根付いています。

そのため、もし留学生が水や電気を使い過ぎていると思ったらファミリーから節電・節水について注意を受けることもあります。シャワーは5分以内で済ます、部屋を3分以上離れる場合は電気は必ず消す、など日本では考えられない家のルールもあるかもしれません。日本での普通の生活習慣がオーストラリアではマナー違反になることもあります。

生活を共にしていく中で文化の違いや、英語での意思疎通に最初は戸惑うこともあるかもしれません。ホームステイはホテルではありませんのである程度ホームステイの生活習慣に合わせる努力は必要になりますが、積極的にコミュニケーションを取って異文化理解を深めれば充実したホームステイ生活を経験できることでしょう。

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